映画「藁の楯」への思い

先日、映画「藁の楯」の試写会に行ってきました。

 

正直、あまり期待していなかったのですが、そのデキの良さにビックリ!

 

この小説の原作者、木内一裕さんとは親しくしていただいており、

 

実は5年ほど前だったか、一度、映画になる話がありました。

 

その際に、木内さんからこの映画のシナリオを書いてほしいとの大変

 

嬉しいご依頼を受けました。夢のようなお話にはりきってシナリオを書く

 

準備をしていたのですが、その後、残念ながらスポンサーが降りてしまい、

 

映画化は実現しませんでした。実は、その時は木内さんご自身がメガホン

 

を取る予定でした(つまり監督をされるということ)。そんな経緯もあり、


今回の映画化は私もそうでしたが、木内さんも相当複雑な心境だったよう

 

です。それでも三池監督が木内さんの意向に極力沿うように作り上げて

 

くれたようで、試写会の後、木内さんに感想のお電話を差し上げると、

 

「まあ、どうせならヒットしてくれた方がいいからね」と笑っておっしゃ

 

っていました。もちろん、間違いなくヒットするでしょう。

 

7月に新著が出版されるとのことで、大変、そちらも楽しみです。

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