【8月15日、今年は次男坊を連れて…】
戦後、70年の歳月が流れました。今年は、安保問題、
総理大臣の戦後70年談話と、「戦争」という言葉が
いつもの年以上に空を駆け巡っていました。
事実、ほんの70年前に、日本は戦争をし、その結果、
多くの人々が国内外で亡くなりました。
現代の日本では、とても想像できないような惨劇。
一体、あと何十年経ったら、この記憶は、歴史の一つ
のエピソードという位置づけで扱われるようになるの
でしょうか。関ヶ原の戦いや、明治維新のように。
去年もこのブログで紹介した友人と今年もこの地で会
うことができました。私たち親子は地方のテレビ局の
取材を受け、友人も朝日新聞の記者から取材を受けて
いました(2枚目写真)。
早朝、6時台にもかかわらず、既に参拝者は列をなし
ており、マスコミや報道陣の数もかなり目立っていま
した。
拝殿。次男が手を合わせながら参拝するその姿を横目
でじっと見ていました。
彼はギュッと目をつぶり、モゴモゴと何かを言ってい
るようでした。まだ4才の彼が、英霊の方々に何を言
いたかったのか。聞いてみたくなったのですが、た
だ、その合わせられた小さな手をじっと見ていたら、
その姿だけで十分だとの思いになり、その後は何も
聞くことはありませんでした。
彼が大人になって、自分の子供と一緒にこの地を訪れ
たとき、きっと彼も自分の息子が手を合わせる姿に、
同じ思いになってくれると信じて…。
PEACE.
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