ジョニデの「ブラック・キャンダル」の試写会で震え上がる。

【ジョニー・デップの「悪」に会場の空気が…】

 

邦題「ブラック・スキャンダル」の試写会を日比谷のワーナーブラザーズ試写室に観に行ってきました。

いやぁ、凄かったですね、ジョニデ。

一見、ジャック・ニコルソン?と思わせる役作りもさることながら、彼の「悪」を演じさせた時のポテンシャルの高さは、奇々怪々なキャラを演じる時などとは比べ物にならないほど突き抜けていました。ふと、デイヴィッド・リンチ監督の「ブルーベルベット」で悪役を演じたデニスホッパーを思い出しましたね。実在する人物を演じているというリアルな恐怖感が後押ししているとは言え、怖かった、憎らしかった、あくどかった、そして、後味悪かった…です。ジョニデが凄いので、あのベネディクト・カンバーバッチでさえ完全に存在感が薄いですし、ケビンベーコンに至っては、演技がわざとらしく見えてしまうほど…。そんな中、唯一食い下がっていたのが、ジョエル・エドガートンでしょうかねぇ。いずれにせよ、断然、お薦めの作品!

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