映画「ブラックパンサー」の完成度に驚嘆。

最近のマーヴェル映画はほとんどハズレがない。どれも面白く、ストーリー、キャスト、映像、さらには「笑い」のレベルも高い。昨今のアクション映画は、もう「危険度」とか「爆破」シーンの羅列だけでは観ている方は満足しない。それはピクサーを筆頭としたアニメ映画の台頭もあるが、何よりマーヴェル映画群のポテンシャルの高さがボトムアップしているのは言うまでもない。これはライバルであるDCコミックのジャスティスリーグ側にもインスパイアされ、ベンアフレックになったバットマンシリーズ、スーパーマン、そして何より「ワンダーウーマン」の素晴らしさは、マーヴェル映画に全く引けを取らないレベルだった。また、先月観賞した「キングスマン・ゴールデンサークル」も極上のアク「笑」ン映画に仕上がっていたこともその裏付けと言える。逆にトムクルーズの「ミッションイン〜」やジェイソンボーンシリーズ、さらに007シリーズなどの前回の最新作品はどれも正直、物足りなさを感じた。違いはなんなのか?もちろん脚本の差はあると思うが、やはり一番の差はユナイトではないだろうか。もう、一人のヒーローだけが頑張るだけでは正直厳しいのだ。アベンジャーズやジャスティスリーグは最たる例だが、このブラックパンサーなどは、なんとあのミショーンまでをも起用し、ウォーキング・デッドファンをユナイトしようと目論んでいる。「スーパーマンVSバットマン」の冒頭、バットマンの両親役をなんとニーガンとマギーが演じていた!このブラックユーモアを見た時点で、私はこの映画に「合格」を出してしまった。時代はまさに融合なのだ。

 

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