【ロックスターとうな丼と。】
伯母の病院に付き添った帰りにうな丼を頂いた。
知る人ぞ知る名店「藤田」。
とにかく「うなぎ」が美味い、マジで美味い。お値段もかなり良いが、とにかく美味い。伯母の昔話しを聞きながら、ふかふかの柔らかいうなぎを頬張った。あっと言う間になくなると、それを見た伯母が自分の分を半分を分けてくれた。遠慮なく頂いた(笑)。
伯母は作家で、作家になる前は教師をしていた。
教え子には三浦友和さんや、忌野清志郎さんがいる。2人ともよく憶えているそうで、それぞれにエピソードがあるそうだ。特に忌野清志郎さんは普段は大人しいのに、文化祭では8人くらいを引き連れ、体育館でギターをかき鳴らし、皆を熱狂させたらしい。
私の先祖も眠る高尾霊園。清志郎さんのお墓もそこにある。いつもファンからの花束がたくさん供えられ、今尚、ド派手なロックスター振りは健在である。
私が伯母とうなぎを食べていた頃、妻と春休み中の次男と次女が先祖のお墓参りに行っていた。霊園に眠るたくさんの仏様たちを前に清志郎さんが桜の下でギターをかき鳴らしている姿を想像すると、うなぎよりもそっちに行った方が良かったかなと思ったりもした笑